利他主義という究極の自己チューな在り方

LOVE&ピース。

こんばんは。

北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。

 

福岡県は緊急事態宣言が解除になりました。

そもそも北九州市では、2週間ほど新たな感染者が0人でございまして、

冷静に考えればなぜ自粛しているのか分からないほど、平穏。

 

とはいえ、滞ってしまった生活のあらゆることや学校、そして経済活動が早期に回復するという見通しはない。

第2波、第3波もくるでしょう。

 

そんななかで、わたしたちはこれからの世界を作っていかなければなりません。

 

4月にETV特集の「緊急対談 パンデミックが変える世界~海外の知性が語る展望~」という番組をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

 

 

イアン・ブレマー氏、

ユヴァル・ノア・ハラリ氏、

ジャック・アタリ氏

 

という世界的な知識人に《新型コロナによるパンデミックは世界をどう変えるのか》という視点で緊急インタビューしていまして、

NHKオンデマンドやインターネットの動画にも挙がっているかと思いますので、まだ見ていない方は、ご覧になることをおすすめします。

 

いろいろと難しい話もあるのですが、、、

わたしは最後にジャック・アタリ氏が語った「利他主義」という話に激しく、ひじょーに激しく共感しました。

 

《利他主義》というと、自分の要求は我慢して他人が利することをやる、、、みたいなイメージがあると思うのですが、

アタリ氏はまったく違う視点を示します。

 

【利他主義とは、合理的利己主義である】

という主張です。

 

自分がウイルスに感染しないためには、他人も感染から守る必要がある。

経済面においても、世界中の国が栄えていれば、市場が拡大し、自国の利益につながる。

 

つまり、利他主義とは合理的で最も自己中心的な行動である、と。

 

その昔。

友だちで、子育ての先輩かーちゃんであるかよちゃんが言った

 

「わが子を守りたいなら、隣の子も守らないけん。

いくらわが子だけにいいものを与えたとしても、隣の子がすぐキレてナイフ振り回すような子だったら、わが子は守れんのよ」

 

という言葉は、わたしに強烈な印象を残し、

 

だからこそ、わたしはわが子と同じようにその友だちも守りたいと接してきたし、

だからこそ、日本中の、いや世界中の子が幸せでないと、わが子の幸せも守れないと思っています。

 

アタリ氏の《利他主義》の話を聞いたとき、

自分のやってきたこと、大事にしてきたことは間違っていなかったんだ、と強く思いました。

 

もはや自己と他者を分けることは不毛で、

すべてのいのちが共存共栄する、

そんな世界に、今この瞬間からなること。

 

少なくとも、わたしはそうでありたいです。

 

残念なことに、今の日本のリーダーは、まさに「行き過ぎた個人主義」を体現したような有り様で、

国民の利益が自分の利益になることを知らず、

自己のみの利益と保身のために、不要不急の法律改訂までしようとしていますが、

 

それもわたしたちの一部として、自己免疫力を働かせつつ、自浄能力を発揮しつつ、向かい合うしかないのでしょう。

 

一部の地域を除き、緊急事態宣言がいちおう解除となりますが、

あわてて飛び出すのではなく、

 

アタリ氏が言うように、

他者の利益、そして次の世代の利益になる思考や行動はどういったものなのか、

まだまだじっくりと探求する必要がありそうですね。

 

 

ではでは、みなさま健やかにお過ごしください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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すっきりと軽くなるデトックスマシーン・ゴッドクリーナー。

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どちらも、みなさまの健康の一助となることでしょう。

北九州市八幡東区・えん療術所でお待ちしております。

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えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*
【受付】 9:00~
【定休日】不定休(できたら事前にご予約ください)
【お問い合わせ・ご予約】070-5690-0147
【住所】北九州市八幡東区尾倉1-2-1(西鉄バス「尾倉町」バス停前)

 

 

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