温熱でケガも癒やす

こんばんは。
八幡東区・えん療術所の井上尚子です。

昨日は、月に1度のイトオテルミー支部定例会がありました。
テルミーは全国に支部がありまして、会員さんはすべてどこかの支部に所属することになっております。
わたしの所属する支部は山口県下関市にあるので、北九州から関門海峡を越えて、毎月参加しております。

定例会では
事務連絡などがあったあと、テルミーのかけ方講座があったり、かけ合いをしたりします。

奇しくも昨日は、先輩療術師さんが転んで肋骨にヒビが入ったとのことで、とっても痛そう。
そこで、こちらの方を実験台…いや、モデルケースとして、テルミーをかけていきます。

あー、そう言えばわたくしも、先日、肋骨にヒビの入ったというクライアントさんに施術をさせていただいたところでした。
奇遇やなあと思っていたら、支部長先生が
「わたしも最近、肋骨をやってしまった患者さん2人にかけさせてもらいましたよ」と・・・

流行ってんのか(笑)?

ま、肋骨ブームはさておき、とにかく痛々しい先輩の治療です。

まずはスコープで腰や背中やおなか、さらに腕や肩回りにもじっくり温熱を入れます。
なにせ激痛で眠れない日々。
からだじゅうが緊張して、ガチガチになってるそうです。

患部には、短くさっと熱を入れるだけ。

周りから、周りから、じっくりほぐしていきます。

こうすることで、滞っていた循環がよみがえります。これがテルミーのすごいところだなあといつも思う。
患部にはほとんど触らない。

テルミーでは「全身テルミー、全身テルミー」とやたらしつこく言いますが、からだ全体の循環を良くして、治癒力を高める。だから、全身に温熱を入れることが大事なのです。

そのあと冷温器を使って、脚とか手とか、肩首とか、いろいろ。
それから頭や顔(特に目の周り)にも。

先生がおっしゃるには、転んでぶつけた際に、軽いむち打ちをおこしているようだ、と。
そうそう。
普通であれば、肋骨だけに気をとられますけどね、実際にはあちこち傷めてるわけです。

骨折だけじゃなくて、やけどなどのときにも、ショックで胃を傷めていることもあります。
だから、おなかに熱を入れることは大切。

温熱の暖かい刺激は、心にも優しいので、リラックスもより早くできますね。
そう言えば、わたしのところに来てくださったクライアントさんも、施術当日はよく眠れたとのご報告で、とてもうれしかったです。
しっかり眠れれば、治癒が早まることがとても期待できます。

わたくしの体験談ですが、骨折で「全治1ヶ月」と診断されたわが子に、せっせとテルミーをかけて、1週間で治ったことがあります。

先輩もじき眠れるようになり、すぐに治るでしょう。
お大事に。。。

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えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*
【Open】10:00~17:30
【定休日】日曜日・毎月8日
☆出張施術、研修等で臨時休業になることがあります。事前にお問い合わせください。
【お問い合わせ・ご予約】070-5690-0147 または Web予約できます。
【住所】北九州市八幡東区尾倉1-2-1(西鉄バス「尾倉町」バス停前)

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