イトオテルミーについて
イトオテルミーとは、数種類の薬草と生薬から作られたテルミー線に火をつけ、専用の器具に装着したものでからだを摩擦していく民間療法です。
からだにぬくもりと刺激を与えることで、自然治癒力に働きかけ、病態の改善、病気の予防、疲労回復、健康増進を図る温熱刺激療法です。
副作用がなく赤ちゃんや妊婦さんなど、誰でも安心して施術を受けることが出来る療術となります。
また、医薬品との併用も差し支えありません。
イトオテルミーの温熱刺激は、自然治癒力に活力を与え、こころとからだを癒します。
温熱刺激作用によって、血液やリンパ液の流れを促進させ、全身の疲労回復、筋肉のコリと痛みの緩解、胃腸の働きを活性化させる効果があります。
代表的な適応症状
●全身症状 発熱、微熱の継続、不眠、疲労、むくみ、冷え、二日酔い
●頭・顔の症状 頭痛、目の疲れ、鼻がつまる
●胃腸の症状 胃のもたれ、便秘、下痢
●首・肩・腰の症状 肩のこり、腰痛
●手・足の症状 肘の痛み、手首の痛み、ひざの痛み
●皮膚の症状 皮膚のかゆみ、ふきでもの
●心が関係する症状 イライラする、食欲不振
●外傷 すり傷、切り傷
※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。
イトオテルミーの発祥
イトオテルミーは1929年に創見されました。
医師の伊藤金逸博士が20年の歳月を掛けて生み出した、東西医学の倫理的根拠のある民間療法です。
イトオテルミーの「イトオ」は発明者の姓に由来を持ち、「テルミー」はギリシャ語で「温熱を利用した療法」の意味があります。
生み出されてから約90年経った現代でも、その効果に多くの期待が寄せられる民間療法です。
2017年現在イトオテルミーの愛用者である親友会会員は、およそ全国で230支部65,000人も居るのです。
イトオテルミーは、多くの人々に愛されている安心安全な療術と言えるでしょう。