LOVE&ピース。
おはようございます。
北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。
昨日は、中3のタボの体育大会でした。
保育園に通い始めた0歳のときから数えて、16回めの運動会。
そして、タボに対しては、家族で食べる最後のお弁当です。高校では、もう家族と一緒に食べんもんね~。
今回の弁当、はい、こちら。
ジャン!
わたしは、お弁当作りのセンスも料理自体のセンスも全くなく、キラキラのキャラ弁とか作れん。
レタスを敷いたほうがきれいなのは分かっているが、お弁当に入れるレタスってしなしな~になってあまりおいしくない。だから、入れたくない。
今回は、毎回いろどり豊かな巻きずしをつくってくれるおばあちゃんが来られなかったので、いよいよ地味弁になってしまった。
だいたい運動会のときって、子どもたちも興奮気味だし、午後の競技に配慮してあんまり食べないし、さっさと食べたら、さっさと友だちと遊びに行ってしまう。お弁当に興味を持っているように思えない。
、、、と、いろいろ考えると、まあいいや~と、どうしても食べ物を詰め込んだだけの箱になってしまうのさ~。
しかも今回は、炭水化物on炭水化物!
エネルギーだけは補充できます。
きれいなお弁当を作れる方は、写真に撮ってインスタにあげちゃうのでしょう。
もちろんそれはそれでいいけど、たまにはこんなインスタ映えしない写真もいかがでしょう(笑)。
話はとびますが、
去年の終わりごろ、精神科医の香山リカさんのお話を聞きました。
ちょうど去年の「新語・流行語大賞」が決まったころで、「インスタ映え」という言葉が出てきたことに、香山さんは強い危機感を持っていらっしゃいました。
インスタって写真がメインやん。
そこで重宝されるの価値観は「見て、感じる」こと。
「かわいい!」とか「美味しそう!」とか「おもしろい!!」とか。
香山さんは、「そのうちに『読んで、考える』という言葉が死語になるのではないか、と危惧します」とおっしゃった。
SNSのなかでも、Facebookはすでに中高年の交流アイテムとなっているそうです。
Facebookは、なかながと自分の意見や感想を文章にして書き込むことができる。でも、その文章を「読む」ということができなくなっている。
Twitterは140字。もうね、それも長いんだって。
写真を見て、「わあ!」とか「きゃあ!」とか「すげえ!」とか、即物的に反応する。
その感性だけで、人は生き続けられるのかなあ。。。
香山さんの臨床現場でも、以前は「わたしの症状はああで、こうで、父親はこうで、母親はああで、友だちからこんなことを言われて、そのときわたしは、、生きていけないと、死のうと思って、、、」と診療時間を超えて、自分の状況を切々と訴える人が多かったのに、
今は「ウツなんです。薬ください」で終わる人が増えているのだとか。
もうね、言葉がないんだって。
うむむ、たしかに「読んで、考える」は死語になるのかもしれない。
インスタグラム、結構だと思います。
とくに、ご自身の作品を作ったりしている方には、その作品が多くの人の目に留まることになるのだから、ぜひぜひ利用するとよいと思う。
でもさ、どっかのカフェの食べものの写真とか、もうよくね?
テレビのグルメコーナーとか見てても、いかにもインスタユーザー狙いのパンケーキやな、、というのがよく登場します。
ほんとに食べたいなら、ぜひ食べてみるといい。
でも、インスタの「いいね」のためにパンケーキ食べなくてもいい。
ま、いろいろ考えますが、
体育大会おもしろかったです。
先生が作った運動会ではなく、自主体育大会なのでね、子どもたちの思いがいっぱい溢れてる。
タボもお弁当をかっこんで、友だちと写真撮影会を楽しんでたよ。
そしてね、昨日は、安室奈美恵さんの引退、そして樹木希林さんが逝かれまして、、
軸のあるふたりの女性の生き方をとおして、自分を少しかえりみた日でもありました。
ではでは、今日もすてきな一日を。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
☆ ☆ ☆
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詳細は、また。
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えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*
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