こんばんは。

北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。

 

昨日は、えん療術所のイベント

《やさしい社会科見学～玉名牧場に行こう～》を実施いたしました。

 

このイベント、じつは、たくさんのみなさんに参加募集をかけるつもりだったのですが、わたしのFacebookから呼びかけをさせてもらった段階で、あっという間に満席になってしまい、ブログでの募集ができませんでした。

それだけ、皆さんの関心が高かったのですね。

 

 

さて、玉名牧場をご存知ですか？

 

東京ドーム3個分の広さに、なんと牛さんが３０頭！

牛さんが牧草だけを食べて、ストレスなく暮らすには、これが限界なのだそうです。

 

牛さんは、本来、草しか食べません。

しかし、食肉用、牛乳用に飼育されている牛さんたちは、穀物をエサとして与えられている場合が多いのです。

これでは、牛さんのこころとからだに異変が起きて当たり前。

 

 

玉名牧場では、まずオーナーさんから、現在、一般的に行われている畜産の様子、農業の様子、そしてその問題点のお話があります。

それは、この牧場でのどかに暮らす牛さんや、鶏さんたちとはまったく違った生活ぶりがあります。

 

「無農薬」「減農薬」「低農薬」「有機栽培」などと表示されて売られている野菜たち。

しかし、「化学肥料」が使われているかどうか、を、消費者はあまり気にしません。

 

この化学肥料、かなりのクセモノです。

窒素・リン酸・カリって聞いたことありませんか？化学肥料に多く含まれるものです。

これが、野菜を大きくしたり、色をつやつやにしたりしてくれます。

 

でもね、見てくれだけです。

これらを使われて育った野菜たちは、あっという間に、ドロドロに溶けます。

つまり、野菜のような顔をしているけど、別物です。

 

こちら、無農薬・無肥料で育てられた野菜たちの４～６年後の姿。

カラカラに乾いているだけでしょう。溶けてないでしょう。

 

わたしたち、どんな野菜を食べていますか。

ドロドロに溶ける、つまり、あっという間に腐敗する野菜を食べていないでしょうか。

 

さて、畜産業界でも、化学肥料をたくさん使って作られたエサが使われています。

これらを食べた牛さんたちの健康被害は深刻です。

また、その糞尿による土壌汚染も深刻で、某有名な牧畜の地域では、地下９０mの地下水にまで汚染が及んでいるそうです。

 

・・・やばいよ、やばいよ(-_-;)

 

玉名牧場は、適正な広さに適正な頭数の動物を飼育し、エサも不自然なものを使わない、徹底したこだわりを持っています。

 

みんな、くつろいでるでしょ～～(*‘∀‘)

こちら、３０頭中ナンバー１のミクちゃん。

ツノ切ってないでしょ。

 

ふつうは、牛さんが暴れたら危ないので、ツノを切ります。（かなり残酷なやり方でね）

でも、ここの牛さんたちは、穏やかなのでツノを切らなくていいの。

 

同様に、鶏さんのくちばしも切ってない。

 

ひたすらおだやか～～～な時間。

癒やされる～～～～

 

ぜひぜひ、みなさんお出かけくださいね。

 

ここのやわらかい雰囲気をたくさんの人に味わってほしい。

そして、願わくば、こういう志を持った生産者さんを、思いのあるみなさんで支えていければと思っています。

 

そのための、えんの社会科見学でした。

 

玉名牧場さんの美味しい牛乳！

１本８００円也。スーパーの牛乳のン倍です。でも、これが本物の牛乳のお値段です。

このお値段で、毎日牛乳を飲みますか？適正なお値段、そして人間のからだに適正な量。

そんなことも考えさせられました。

 

さて、この社会科見学、たいへん好評で、事前にお断りした方も多かったのです。

ので、また企画します。

次回は５月ごろの予定です。

ご案内をお待ちください。

 

ではでは、みなさま。すてきな夜を。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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えん療術所 ＊イトオテルミー療術師　井上尚子＊
【Open】10:00~17:30
【定休日】日曜日・毎月8日
☆出張施術、研修、遊びに行きたい癖などで臨時休業になることがあります。事前にお問い合わせください。
【お問い合わせ・ご予約】070-5690-0147　または　Web予約できます。
【住所】北九州市八幡東区尾倉１－２－１（西鉄バス「尾倉町」バス停前）