LOVE&ピース。
こんにちは。
北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。
今日は雨が降ってきましたバイ☂。
よかった~、昨日のうちに皿倉山に登っておいて!
やはり思い立ったが吉日なのだよ☄
下山直後は「筋肉痛がヤバい」と思ったけど、テルミーして寝たら、思ったほどの痛みはなく。
テルミーすげ~~、と毎度のごとく、感謝感謝です。
☆ ☆ ☆
数日前、引き出しの中をあさっていたら、とある手紙が出てきました。
1ヶ月ほど前に受け取っていたもので、差出人は、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会さん。
アジア各地で、子どもたちが利用できる図書館をつくったり、教育分野への支援をしていらっしゃる団体さんです。
こちらには3年前に寄付をしたことがあります。
「LOVE&ピース」Tシャツをつくったとき、まる子が「世界の大変な思いをしている子どもたちに寄付をしたい」と言ったので、収益金の中から寄付を差し上げました。
それ以来、ときどきご案内が来ていたのですが、なんとなくやり過ごしていました。
しかし、今回のお手紙はとても切羽詰まった内容でした。
抜粋して、こちらに掲載します。ご一読ください。
手紙を書かれたのは、今、タイの西部、ミャンマーとの国境近くにある難民キャンプでボランティアに従事されているスタッフさんです。
本日は、この難民キャンプで先の見えない未来に絶望する人々について、緊急にお伝えしたいことがあり、このお手紙を差し上げました。
難民キャンプで生まれ、一度もキャンプの外に出ることなく大人になる人生がどれほど絶望的なものか、想像していただけますでしょうか?
私がいるタイの難民キャンプには、「難民キャンプが世界のすべて」である多くのミャンマー難民がいます。あまりに多くの人々が、先の見えない未来に絶望しています。自ら命を絶つ若者も増えています。あるキャンプ内での自殺率は、キャンプの外の約4倍にのぼります。
シャンティが運営する図書館のスタッフの親友だったナーカウさんという青年は、ある日、川で水死体で見つかりました。それは、とても浅い川でした。
ナーカウさんは図書館にも来てくれたことがあり、私の知人でもあります。そして命を絶った知人は彼だけではありません。亡くなった人々のために私にできることはなかったのか、今でも考えることがあります。
人々の絶望の背景には、海外からの支援の減少があります。わたしがミャンマー難民キャンプ事務所に着任してからの7年間は、別の国での定住の可能性が減り、難民キャンプ内での食料の配給が減り、医療などのサービスが減るのを目の当たりにする日々でした。
わたしたちシャンティ国際ボランティア会が携わる教育分野も例外ではありません。教員への給与支払いは滞り、配布する教科書が足りていません。学校は存続の危機が続いています。シャンティは難民キャンプ内で唯一、図書館を運営していますが、21の図書館のうち、6館を来年3月に閉鎖することが決まりました。
これ以上、図書館を閉鎖しなくても済むように、図書館という学びの場所、安心の場所で、人々の絶望を希望に変える手助けを続けられるように、どうか力を貸してください。
日本にいると、図書館が人生や未来への絶望を希望に変える場所になるとは想像しにくいかもしれません。ですが、難民キャンプにある図書館は、外の情報を手に入れることができる唯一の場所、本やおはなし会を通じて生きるために必要な知識とスキルを身に着けられる場所であり、そこで希望を見つける人は必ずいるのです。
という内容でした。
ああ、これは支援しなければ。
そうだ、たしかチャリティテルミーでお預かりしたお金がちょっと残ってたな。それから、療術所で販売させていただいてるPONIPANさんのおやつの売り上げから少しわたしに返してくださるのですが、それも少しあったな。
そうだ!うちの子どもたちも話せば少しカンパをしてくれるかもしれない。
さっそく子どもたちに話すと、なななんとタボが気前よく5000円札を出してくれました。
ワシ「こんなにーーー!?」
タボ「いいんよ、オレ、デンマーク人やけ」
(*_*)!意味が分かりませんが、世界有数の幸せ大国デンマーク。その幸せをシェアしたいという思いなのでしょうか、、、
そー言えば、タボは募金とか、街角の托鉢の坊様にも惜しげもなく喜捨する。ポンと1000円札を入れたりする。
幸せのデンマーク人なのだな。
ありがとう、タボ。そしてまる子!
そして、わたくし急いで1万円を握りしめて、郵便局へ行ってきました。
なぜならば、この寄付のしめきりが12月31日だから。
2019年に図書館活動を続けるために、あと1500万円が必要だそうです。
緊急すぎてごめんなさいなのですが、もし、心を動かされた方がいたら、ご支援をお願いします。
【ゆうちょ銀行】00100-7-559298 SVAアジア子ども募金
クレジットカードでもできるようです。
くわしくはこちら → シャンティ国際ボランティア会
手紙の内容に戻ります。
本当にあった話をご紹介いたします。
ティクトゥーさんという難民の少女が結婚したのは、13歳、6年生の時でした。その結婚で彼女の生活は一変したそうです。ある時、彼女はシャンティのスタッフに話してくれました。
「毎日泣いてばかりでした。自分の人生には意味なんてないと感じていました。周りの人から軽蔑されていると思って、人の顔を見ることができませんでした。」
たった13歳で人生に絶望していた彼女は、家の外に出ることもほとんどなかったそうです。
そんな彼女が再び外に出るきっかけになったのが、シャンティが運営する図書館でした。友だちに誘われて図書館で開催されているダンス教室に参加したティクトゥーさんは、図書館のユースボランティアとしても活動することになりました。
はじめは不安だらけだったそうですが、シャンティのトレーニングを受けて必要なスキルを身につけ、5年もの間、ボランティア活動を続けたのです。
彼女は言います。
「私にとって、図書館は、学校であり、新しい世界であり、未来を照らす光です。もう、過去の過ちへの後悔はありません。あるのは、未来への希望だけです。」
23歳になったティクトゥーさんは今、難民キャンプの図書館担当スタッフとして、働いています。
もうひとつ。
「僕のすべては、難民キャンプの図書館から始まりました。」
ある日、私たちの事務所のfacebookにメッセージが届きました。メッセージをくれたのは、シーショーさんというカレン人の男性です。
住んでいた村が襲われ、命がけで家族と逃れてきた彼がタイのミャンマー難民キャンプにたどり着いたのは、6歳の時だったそうです。彼のメッセージにはこうも書かれていました。
「シャンティの図書館は、僕の第2の家でした。絵本に描かれている美しい絵が大好きで、図書館にあったすべての絵本を何度も読みました。大好きだったのはお絵かきの日です。毎年、お絵かきコンテストにも参加していました。」
アーティストになること。それがシーショーさんが図書館で見つけた夢です。24歳になった今、彼はアメリカに定住し、学校で生徒にアートを教えています。
図書館活動は、いわゆる緊急支援活動ではありません。ですが、未来に絶望する人々は、今すぐに希望を必要としています。その点において、これは緊急の活動なのです。
あなたのしあわせを、ちょこっとシェアしてください。
ではでは、今夜も素敵な夜を。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*
【Open】10:00~17:30
【定休日】日曜日・毎月8日、土曜日と祝日は前日までのご予約さまのみ受付です。
☆出張施術、研修、農作業、遊びに行きたい癖などで臨時休業になることがあります。事前にお問い合わせください。
【お問い合わせ・ご予約】070-5690-0147
【住所】北九州市八幡東区尾倉1-2-1(西鉄バス「尾倉町」バス停前)