子どもの偏食

LOVE&ピース。

こんばんは。

北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。

 

 

リンゴがたくさんあったので、

まる子がアップルパイを作ってくれました。

 

わたしがアップルパイが大好きだと知っての業か(≧▽≦)!?

 

美味しいよね、アップルパイ♡

リンゴ大好き。

 

 

まる子が潰瘍性大腸炎と診断されて、早5ヶ月。

当初は劇症レベルの重症だったので、病院にもお世話になり、薬をしっかり飲んで、とりあえず病状回復。

その後は、様子を見ながら、生活を見直し、体のことを学びなおし、少しずつ薬から離脱し、できることをやっていこうと日々取り組んできました。

 

そのなかで《食》のことは外せない。

とくに「子どもの偏食」については考え直すことが多かったです。

 

まる子は、もともと味噌とキノコ類が大の苦手。

それは、生まれつきといってもいいレベルで、最初から苦手なものです。

 

わたしは鶏肉が苦手なのだけど、

それは幼児のときに、肉屋のガラスケースにいた鶏ガラと目が合ってしまって、ものすごい恐怖と嫌悪を感じたことが理由でして、まる子のように最初から食べられなかったわけではないのね。

 

子どもの偏食において、とくにまる子のように《もともと》食べられないものがある場合、

無理やり食べさせてはいけません。

また、おとなが良かれと思って、隠して食べさせる(すりおろして入れる)などもする必要のないことです。

 

まる子の場合、

病気が発症していたときに、検査で大腸内の写真を撮ったところ、腸壁にたくさんの白いカビ状のものがついていました。

 

それは、ゴッドクリーナーで足裏からウニャウニャ出てくるアレとほぼ同じ形状でして、「なるほど~、カビはこんな感じで体内に留まっているのか~~」と妙に納得した、、のはわたしの職業病だな(笑)。

 

それはそうと、、

その写真を見ながら、わたしは「まる子の体のなかはカビがつきやすいのかもしれない」と思ったわけです。

 

そして、よくよく考えればまる子の苦手な味噌とキノコは、どちらもカビなんですね。

 

そうか!!

だから、これ以上カビを増やさないために、カビのものを体が拒否するのか!!

 

そういえば、まる子は塩味のものをよく摂りたがる。

つまり、カビって腐敗しやすいがために、腐敗止めのもの(=塩)を体が求めるというわけ。

 

そう考えると、体が求めたり、拒否したりするのにはきちんとした理由があるのです。

《求めるもの》は必要なものだし、

《拒否するもの》は不要なもの、害になるもの。

 

よくよく考えれば、当たり前のことなんだけどね(笑)。

 

われわれ自然療法畑の人は、発酵食品は体にいい、すごくいい!

とくに日本人にとって、味噌は最高の食材!!くらい思っている人が多い。

 

わたしも例にもれずそう思っていて、まる子の味噌嫌いとずいぶん格闘してきたけど、

結局は、わたしもほうが間違っていたことに気づかされました。

 

一般的に発酵食品はいい、とは言われているけど、

全員にそれがあてはまるわけではなく、まる子のようにむしろ摂らないほうがいい人もいる。

つまり、発酵食品がいいというのは、思い込みでもあるわけです。

 

要は、人それぞれ体がちがうので、合う食品も異なるってこと。

 

ま、当たり前のことですが、、(;’∀’)。

 

また、最近になって分かったことは、

まる子が、子どもには似つかわしくないほど、辛い物(トウガラシやネギやショウガなど)が好きなのにも理由があるということ。

 

東洋医学で大腸と肺はつながっている、と考えるのですが、

肺に親和性のある食べ物は、まさしく「辛」のもの。

 

キムチと辛ラーメンをこよなく愛するまる子。

うどん屋さんで、麵と同じくらいの量のネギを入れ、一味をたっぷりかけるまる子。

 

それだって、体がくれくれ!と言っている。必要だから。

 

食の好みって、その人そのものを表すんだよね。

 

いやーーー、ホント勉強になるわ~~。

 

ただ、こういうことって、一面的な栄養学だけ見ててもたどり着かんよね。

病院から指導されたとおりの食事をしていても、見出せないです。

 

おとなの判断を入れずに《その子》そのものを見て、多面的に検証していくことが大事なんとちゃうかな~~、と思います。

 

ま、とにもかくにも、子どもの偏食を、おとなの判断で無理やり矯正しなくてもいいんだよ、って話でした。

 

こういった類のことでお悩みの親御さんいらっしゃいましたら、

ご相談くださいね。

一緒に考えてみますよ。

 

ではでは、みなさま健やかにお過ごしください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*

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