LOVE&ピース。
こんばんは。
北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。
朝日デジタルで次のような記事が配信されていました。
ポイントをいくつかまとめると
★子どもはかわいいもの、子育ては楽しいものというイメージや、母性本能があるから子どもを愛せるはずだという神話に、母親自身も含め、いまだ多くの人がとらわれている。
★出産後、母親は初めての育児の戸惑い、それまでの生活と一変してしまった喪失感を抱えながら、負の感情を表現することが許されない。そんな苦しさ、子育てを楽しめない自分は母親失格なのだという罪悪感を多くの女性が抱える。母親自身と社会の両方が、無意識の『理想の母親像』を問い直すことが必要である。
★子育ては、一人でできる営みではない、社会がみんなで育むことが必要だ、ということを再確認することが大事。子どもが自立する前に次の子を妊娠出産できるヒトの子育ては、多くの手があることが前提。実際、日本でも戦前までは、よその子も自分の子も隔てなく育てる社会が長く続き、家庭の中だけで子育てをするようになったのは、高度経済成長期以降のごく短い歴史しかない。自分が頑張るのが当然、頑張れば何とかなるはず、という考え方は、受験や仕事で成果を出すのには有効でも、子育てにはむしろマイナスとなる。
★イギリスの著名な小児科医のウィニコットという人は、子どもの健やかな成長にとって必要なのは、完璧な母親ではなく、『ほどよい母親(good-enough mother)』だと言っている。
★政策を決める場にいる女性が増えることも必要。政治と現場の意識のずれを象徴していたのが、2013年に安倍政権が打ち出した『3年間抱っこし放題』という政策。女性活躍をめざす一環として、当時1年だった育休制度を3年に延ばすよう企業にはたらきかける、という文脈で出た発言だったが、裏を返せば『子どもが小さいうちは家に』と促しているわけで、数年おきに何人か産めば、もう社会に出るなと言われているのと同じこと。当然、女性の賛同は得られなかった。
先日、施術させていただいたママさんも、とても疲れていたなあ。
いわゆるワンオペ育児だと、ママ自身が体調が悪くても、なかなか人に頼ることができないし、
子どもを優先せねば、と思うから、無理して公園につきあってしまったりね。
でも、それは悪循環になりかねないのだよ。だから、人に頼ったほうがいいよ、と話してみた。
わたし自身、子どもに関する発信が多いため、
さぞや完璧なお母さんなのだろう、、、と思われがちなのですが(笑)、
じつは、子育てが苦痛で苦痛で仕方がなかった時期があります。
それは、タボを産んだのちの3ヶ月間。
初めての赤ちゃんとふたりだけの時間。
泣かせてはいけない。おろすと泣くから、ずっと抱っこしていないといけないという呪縛にとらわれ、トイレにも行けない日々。
外に出て、刺激的な生活を送りたいのに、赤ちゃんの生活リズムを優先させたら静かに静かにしていなきゃいけない。
ひたすらストレスが溜まりました。
しかし、当時わたしが勤めていたところは、
幸か不幸か、育休制度が充実しておらず、産後3ヶ月で仕事に復帰せねばならなくて、
晴れてタボは保育園っ子となり、わたしはワンオペ育児から解放されたのでした。
3ヶ月で復職なんて大変だったでしょう、とよく言われるけど、
いえ、全然。
わたしにとっては、赤ちゃんとたったふたりで、静々と過ごさなければならない生活のほうがよっぽど大変でした。
あのまま育児だけに突き進む時間をすごしていたら、虐待に走っていたかもしれない、と本気で思います。
それくらい、きつかった。
そして、まる子も同じように生後2ヶ月半で保育園っ子となり、
ふたりとも、保育士さんと年長さんに育てられたようなもの(笑)。
わたしは、自分ひとりで抱え込まなかったから、というか、ある意味、子育てを放棄したから、
彼らの幼少期をおもしろく過ごせたのだと思います。
わたしはじつは家事も育児も苦手で、まったく完璧かーさんではない。
できないものはできないのだから、保育園があることは救いの道。
本当に、本当に、本当に、ありがたかった。
当時、「3歳児神話」なるものがあって(今もある?)、
「今どきの母親は、育児から逃れたくて、子どもを保育園に預けるために仕事なんか始めるのよ」
などと言っては、
それをあからさまに押し付けてくるオバサンはたくさんいたけど
(そう!!この説を支持しているのはオバサンが多い!!)、
そんなのモノともせず、わたしは堂々と産休明け保育をありがたくお願いしました。
わたしの場合は育休がなかったから、ではあるけど、
《育児から逃れるために保育園に入れる説》、上等だ!!!
ひとりで抱え込んで、つらい育児をしたり、場合によっては子どもに手をあげたりしてしまうよりよっぽどいい。
だからね、今辛い思いをしているおかーちゃんたちに言いたいよ。
絶対にひとりで無理しないこと。
とにかく人に頼りまくれ!
時間決めて預かってもらうとか、お金で解決できるところも、上手に利用しよう。
体調悪いのに、無理して子どもに微笑まなくていいのよ。
そんな自分の気持ちを押し殺すママの姿を見せられた子どもも、辛いんだから。
そして、「今どきの母親は」とかいうオバサン!も、自分の胸に手を当てて、
「なんでそんなことを言ってしまったんだろう」と冷静に考えてみるといいんじゃないっスかね。
と、いろいろ言いましたが、
たまには、ご自身を労わるために、えん療術所をご利用ください。
宣伝でした(笑)。
ではでは、みなさま健やかにお過ごしください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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やさしい温熱で、こころとからだをほぐしていくイトオテルミー。
すっきりと軽くなるデトックスマシーン・ゴッドクリーナー。
大量の汗とともに冷えを流すよもぎ蒸し。
どちらも、みなさまの健康の一助となることでしょう。
北九州市八幡東区・えん療術所でお待ちしております。
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えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*
【受付】 9:00~
【定休日】不定休(土日祝、夜間も対応できます。できたら事前にご予約ください)
【お問い合わせ・ご予約】070-5690-0147
【住所】北九州市八幡東区尾倉1-2-1(西鉄バス「尾倉町」バス停前)
【専用駐車場】あります。詳しくはお尋ねください。