安藤サクラと錐体外路系

LOVE&ピース。

こんばんは。

北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。

 

観てきてしまいました。

話題沸騰中の「万引き家族」。

 

内容もさることながら、、、

いやーーーーーーーーーー、凄かったです。

 

何が?って、樹木希林と安藤サクラ。

 

樹木希林さんについては、もう何も言わなくてもよいかな、と。

怪優の域ですよね(笑)。

 

先月、「モリのいる場所」でも拝見しましたのですが、

こちらと全然違う~~、なんか分かんないけど~~~。

でも、どちらの映画の樹木さんも、凄みが凄すぎる~~。。何言ってんだ、ワシ(;・∀・)、、、

とにかく、圧巻!

 

そしてですよ、、安藤サクラさんってこんな凄かった?

 

上映終了後、すぐ頭に浮かんだのは

安藤サクラは、錐体外路系で演技をする

、、、という言葉。

 

われながら、マニア論評、、(^^;。

 

こないだから、野口整体に触れさせていただいておりやして、そこで「活元運動」というのをやります。

これ、錐体外路系(すいたいがいろけい)を目覚めさせていく運動。

 

自分の意志でコントロールできる動きは、錐体路系というところが司っている。

一方、それ以外の、自分の意志とは無関係のところで動くのが錐体外路系の働き。

 

たとえば、心臓のドキドキとか、胃腸で消化することもそうだし、

まばたきとか、くしゃみとか咳も。

あと、寝相が悪いのも、からだの調整をからだが無意識にやってるから。

 

ウイルスが体に入りかけたとしても、そこで「ゴホンゴホン」とやればウイルス出ていきますね。

これは、意志ではなく、からだが勝手に判断してくれて、出る咳なわけで。

そこに、自分の意志でのコントロールはない。

 

そこでだよ、安藤サクラ!!!

彼女のお芝居に、意識的なコントロールをまるで感じない。

 

もう無意識にお芝居やってるんですよ。

 

いや、わたしゃ観てるだけだからそう感じたんだけど、もしかしたら安藤さんご自身は、相当な計算をされての演技なのかもしれない。

だけど、そうであるなら、なおのこと、この役者さんすげえ!!!とも言える。

 

わたし、ちょこっとお芝居をしていたことがあるのです。舞台に立ってました。

 

でも、なにをやっても錐体路系、、つまり、自分でなんとかコントロールしようとしてしまう。

そして、そうすればするほど、力が入り、演技はぎこちなくなり、観ているほうもやっているほうもきつい、、という、お芝居としてはかなりマズイ仕上がりになってしまうわけです。

 

だからね、3年ほどで辞めました。

まあ、結果的には辞めて正解で、別の道が開けたのでよかったんだけど。

 

でも、ずっと憧れていた舞台俳優になれなかったという心の傷は、その後かなり長い間引きずり、5、6年ほどはその話が出るたびに泣いてた。(ちなみに、このときの涙は錐体外路系。自分の意志と関係なく、ボロボロ出るんだもん)

 

あのときに、安藤サクラの芝居を観たら、完全に打ちのめされてたな、ワシ。

 

今、冷静にこのお芝居を観れて、ホントによかった(笑)。

 

あー、全然関係ないけど、劇団時代に数回ご一緒させていただいたことのある、同じ地域の別の劇団に所属していた俳優さんが、この映画にちょい役で出演されてました。

おーーー、パルムドール俳優やんけ!!!!

清水さん、よかったねえ(*^^*)。。

 

おめでとうございます。

 

そんなわけで

本日も、マニアネタにお付き合いいただき、ありがとうございます(;^ω^)

 

ではでは、今夜もすてきな夜を。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*
【Open】10:00~17:30
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