安全で楽な方法

LOVE&ピース。

こんばんは。

北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。

 

今日も午前中は皿倉山へ。

暇さえあれば、登ってます。

 

今日は日曜日で、お天気も良かったせいか、登山客のみなさんが多く、いろんな方が登られていました。

 

お友だち同士のグループで、

ご家族連れで、

おじいちゃんとお孫さんで、

犬と一緒に、

 

そして、高校生と思われるカップルさんも!

 

ふたりはジャージではなく、ちょっとこぎれいな服を着ていたので、山岳部の活動じゃないよな。

なんかいいねえ。登山 de デート。

ほほえましかです?

 

お子さん連れの方も多かった。

 

皿倉山は幼児でも登れるくらい難易度が低い山で、危険な難所はほぼなく、ロープが必要なほどの傾斜地もなく、ちょっとゼイゼイいう散歩って感じの山です。

 

後半はやはりきつくなるので、ブーブー文句を言いながら登ってくる子も多いけど、安全な山なので目の届く範囲にいれば危険なことはない。

なんとかなだめすかしながら山頂を目指すのも、家族で登山ならではの醍醐味と言えましょう。

 

ずいぶん昔に、家族で由布岳に登りました。

まる子が4歳くらいだったと思う。

 

さすが山の保育園育ちだけあって、まる子もタボも全然平気で山を登っていく。

由布岳は、皿倉山よりも傾斜がきつく、石がゴロゴロしているところもあって、ちょっと危険な感じもあるのだけど、ふたりは物ともしない。

 

無事に登り終え、次は下り。

 

わしらがずんずん下りていくと、別のご家族連れが下りているところに出くわしたのね。

 

そちらのお子さん、ギャーギャーわめいているのよ。

で、お母さんもギャーギャーわめいている。

 

なにかな?と思って会話を聞いていると、要は、傾斜がきつくて子どもさんが怖がっている。で、一歩がなかなか出ない。

それに業を煮やしたお母さんが、その子の手を引っ張って、さっさと下りなさいと叱っている、、という図でした。

 

うむむむ、お母さん、それは怖いよ?

手を引っ張るけど足が出ないから、お子さんはへっぴり腰みたいな姿勢になって、頭が前のめり。

引っ張れば引っ張るほど、前のめり。

あぶない、あぶないぞ、、、

 

お母さん、あなたのやってることはただ危険度を増しているだけです?

 

山道は、基本ひとりで歩くもの。

手をつないで下りるなんて、とても危険。

もしひとりが滑ったり、バランスを崩したりしたら、もうひとりも巻き添えになりかねない。

小さい子であっても、可能な限り、ひとりで進めるようにしたほうがいいと思うのです。

 

で、タボとまる子は慣れたもんで、その横を、ほとんどお尻をつかんばかりの低さまでしゃがんで、ずるずる滑り下りていく。

この姿勢がいちばん安全なんよね。

 

子どもは頭がデカいから、おとなよりバランスが悪い。傾斜がきついところでは、なおさら重心を低くしないと危ないのです。

 

今のわたしなら、そのお母さんに「この下り方が安全だよ」と、見本その1(タボ)・その2(まる子)を示しながら声をかけられるけど、

当時のわたしは、お母さんにそんなアドバイスをする勇気がなく、、、

 

せめてふたりのこの下り方を見てくれないかな~と、至近距離を通ってみたのですが、

 

お母さん、子どもを引っ張るのに夢中で、お子さんも怖い怖いとわめくのに夢中で、結局目に入ってなかったようです。

 

そのとき、わたしは冷静に「このお母さん、いつもこうなんだろーなーーー」と遠い目をして考えていました。

 

ムリに引っ張るんじゃなくてさ、どうやったらひとりで安全に下りれるのか、その方法さえ教えてあげれば、お母さんもお子さんも楽なのにね。

 

今日は、たくさんのお子さんが登られていたので、そんなことを思い出しました。

 

ブーブー文句を言いながらも、飴ちゃんにつられてがんばって登っている子も、

お父さんより、おじいちゃんより先に立って、家族を引っ張っている誇らしげなお兄ちゃんも、

登り終えて、ほっとしている女の子も、

 

みんなみんな良い休日になったかな。

 

ではでは、今夜も素敵な夜を。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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どちらも、みなさまの健康の一助となることでしょう。

北九州市八幡東区・えん療術所でお待ちしております。

 

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えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*
【受付】 9:00~
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