中村哲さんを悼む

LOVE&ピース。

こんばんは。

北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。

 

お久しぶりです!

前回ブログアップしてから、かなりの時間が経っています。この間、いろいろありました。

 

家族であちこちに行ったり、ひとりであちこちに行ったり、

いろいろやってまして、またおいおいお伝えしていこうと思います。

 

それでもって、皿倉山にも半月以上登れなかったのですが、ようやく一昨日、そして今日と登ることができ、やっと地に足つけることができました。

やはり、山に行くことで、わたしは浄化されている、、、

 

 

・・・

ここからは、Facebookに載せたものの転載です。

 

↓↓

 

中村哲医師の講演会に、何度か参加したことがある。

 

 

9・11が起きて、

米軍のアフガニスタン空爆が始まったころ、

中村さんは現地の状況を伝えてくれた。

 

当時、日本のマスコミでは、

ビンラディンをかくまい、人々の人権を抑圧する悪徳政権として、タリバンが取り上げられていたのだが、

 

中村さんは、

問題は多々あるが、タリバンが一定の力を持ったことで、アフガニスタンの治安が回復した面もある、と述べた。

 

ソ連の侵攻を皮切りに、外国勢力に翻弄され続け、治安が悪化の一途をたどっていたアフガニスタン。

 

それをようやくおさめたのが、タリバンということだった。

 

それまでは、女性が外出すると無差別に襲われることが頻発していたが、タリバンが政権を握ってからは、それは激減したと言っていた。

 

しかし、米軍のタリバン攻撃が始まり、またしてもアフガニスタンは混乱に陥れられる。

 

稚拙ではあっても、アフガニスタンの人が、アフガニスタン人の手で国を治めるのだ、という思いを、アメリカとそれに追随する国々(残念ながら日本も含む)は、いとも簡単につぶしてしまった。

 

わたしは遠く離れた日本にいて、マスコミの情勢を鵜呑みにしていた。現地のことを肌感覚で伝えてくれた中村さんの話に衝撃を受けた。

 

当時、タリバンの人権抑圧を描いた映画を観た。

それはもちろん真実でもあるのだろうが、別の面から見たらプロパガンダとも言えた。

 

本当のテロリストとは、誰なのだろう。

 

 

また、用水路建設が軌道に乗って進んでいたころにも中村さんの講演を聞いた。

 

話が終わり、質疑応答の時間になって、ひとりの男性が質問した。

 

「中村さんはクリスチャンですよね?現地で働く人はイスラム教徒ですよね?なのに、なぜ現地の人は中村さんの指示で動くのですか?」

 

キリスト教vsイスラム教という構図が、わたしたちの頭の中を占めているときだった。

 

中村さんは、こう答えた。

 

「それは、わたしが率先して動くからです。リーダーが誰よりも動くから、みんなついてきてくれるのです。何教徒であるかは関係ありません」

 

そういえば、石牟礼道子さんも言っていた。

 

「大事なことは、ひとりでやるんです」

 

自分が信じることを、淡々とつらぬく。

そういうことなのだろう。

 

 

有名な《アッシジの聖フランシスコの祈り》のなかに

 

「主よ、わたしをあなたの平和の道具としてお使いください」

 

という一節がある。

 

中村さんは、本当にみずからを《平和の道具》としたのだ。

 

敵・味方の境を越え、

信じる平和をつらぬいた中村哲さん。

 

ご冥福をお祈りするとともに、

わたしも、わたしの信じる平和をつらぬいていこうと思う。

 

 

では、今夜も素敵な夜を。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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