人のねがひの満ち足れと

こんばんは。

北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。

 

梅雨も明けまして、猛暑の日々がやってまいりました。

来年の今ごろは、東京オリンピックだそうで、、、。

ふーむ、こんな暑い中やるんやね。

だれファーストの大会なんやろ?アスリートファーストでも、お客さんファーストでもないことは確かやね。

 

さて、今日は、ひさ――――しぶりに家族がそろいまして、ちょいとお出かけ。

 

これ、宮地嶽神社の「光の道」。

そうそう。嵐が出てるJALのCMで使われてたアノ道です。

左端のまる子がおもしろいので、載せてみた。

 

このごろも、テルミーを体験してくださる方が少しずつ増えてまいりまして、うれしい限りです。

 

新しい出会いは、80代後半の人生の大先輩。週1回の施術を受けてくださっています。

たぶん、わたしが施術を担当させていただいた最高齢の方です。

 

テルミーを受けると、そのあとの調子が良いそうで、それを聞くとわたしも励まされます。

 

これは、比叡山・無動寺の門前にかかげられているお言葉。

「詣で来る 人のねがひの満ち足れと ただひとすじに 祈る明けくれ」

 

無動寺には、千日回峰行を達成された大阿闍梨さまがいらっしゃる。

千日回峰行って知ってます?

 

夜明け前に、無動寺を出発して山を下り、京都市内を回り、また無動寺に帰ってくる。行程は50kmにも及ぶそうです。

それを1000日間続けるの。

1000日連続ではなくて、1年目は〇日、2年目は◎日、、といったふうにして、7年かけて1000日やるのですが、やる!と決めたら、途中で「やーめた」はできない。

台風が来ようが、大雪が降ろうが、インフルエンザになろうが、ぎっくり腰になろうが、絶対にやめられない。

やめる=死 で、昔は回峰行の最中は縄を携行していらっしゃったのだそう。いつでも首くくるぞって覚悟ね。

 

なんでそんなことをするのか、というと、、

無動寺には、たくさんの方がたくさんの願いを持ってやってくる。大阿闍梨さまを頼ってやってくる。

その方々の願いを、仏さまに届けるために、自分自身がなるべく仏さまに近いところにいくために、

1000日間歩き通すのだと聞いたことがあります。

 

それは、大阿闍梨さまご自身が「願いを叶えてあげる」わけではなくて、

あくまで、願いを叶えるのは仏さま。

大阿闍梨さまは願いをお届けするための、中継ぎ役に徹するってこと。

 

だから、

「詣で来る 人のねがひの 満ち足れと ただひとすじに 祈る明けくれ」。

 

わたしも、治療家として、

わたしを頼ってきてくださる方々の、からだとかこころがちょっとでも楽になってくれたらいいなあ、と思う。

 

このたび、新しい出会いをさせていただいた80代の方のからだを、30代の人と同じように動くように作り変えることはできないんだけど、

でも、ちょっとでも楽になって、調子がよくなってもらえたら、、と思って、

テルミーをかけさせていただいています。

 

わたし自身の力は、大してでかくもありませんが、

ありがたいことに、テルミーの力、そしてテルミーを信頼してくださる方の力は、

とても信頼できるので、

それに乗っかって施術させていただけることのしあわせよ。

 

この無動寺さんの写真はね、わたしの携帯の待ち受け画面にしてるの。

忘れないようにね。

 

日々、精進だなあ。

明日もがんばろ。

 

テルミー施術、受けてみませんか。

健やかなからだとこころに近づきたいあなたを応援します。

 

ではでは、今夜も素敵な夜を。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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えん療術所 *イトオテルミー療術師 井上尚子*
【受付】 9:00~16:00
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