LOVE&ピース。
こんばんは。
北九州市八幡東区・えん療術所の井上尚子です。
昨日のブログでは「ただのひとりも透明な存在にさせてはいけない」と書きました。(→ こちら)
では、それを実現するためにはどうしたらいいか、わたしの考えを書いてみます。
もしどなたかの参考になるなら、さいわいです。
大きくはふたつの視点があります。
ひとつは社会全体にかかわること、もうひとつは個人個人でできることです。
まず社会全体にかかわることですが、
「競争を社会全体でやめる」
これにつきます。
競争というのは切磋琢磨という言葉があるように、競い合って向上するという面もあるのですが、
一方、とても暴力的なものでして、
競争を子どもに強要する社会というのは、非常に暴力性が高い。
マウント思考を助長させます。
排除の論理なども簡単に働きます。
そして、脱落する子の不安や恐怖を増大させます。
もちろん勝ち抜いた子も、常に転落の不安や恐怖にさらされます。
おとなが競争を肯定すると、
できない子どもに暴力的に接することを、おとな自身が自分に許してしまう、というとても恐ろしい事態を引き起こす場合があります。おとなが子どもに対してマウントしちゃうの。
また、なによりいただけないのは、
子どもを、子ども自身ではなく、「数字」でとらえるようになることです。
〇〇点、〇〇番目、偏差値○○、平均〇〇より上か下か、、、
そのひとつひとつの数字が、子どもを「透明な存在」にさせていきます。
そのこと、そしてその罪をおとなはきちんと認識すべきです。
今の日本は、とても暴力性が高い国であると認識したほうがいいと思う。
まず、順位をつけるテストなどをやめること。
部活やスポーツにおいても、「勝ち」や「高順位」だけを求めないこと。
テストの順位を上げるために、無理やり塾に通わせるのも非常に暴力的な行為ですし、
また、勝たせるためと称して、体罰や暴言を容認するおとながいまだ多いのには驚かされます。もう21世紀ですけど。
また、「人にやさしく」「人と仲良く」「積極的に行動」「素直」「正直」など、評価されるような行動パターンを子どもに押し付けることもどうかと思う。
だいたい、子どもに体罰をふるったり、人をマウントするなんて、全然優しくない行為なのにね。
おとながそれをやってるんだよね。
今、この社会は子どもたちが生きやすい社会であるのかどうか。
子どもたちが生きやすい、というのは、ひいては誰もが生きやすいということと一致すると思います。
それから次に、個々人でできること。
たとえば、親や祖父母であるなら、、
「子どもに期待を寄せない」
いちばんはコレかな。
期待するとさ、やってほしくなるわけよ。期待どおりになってほしいから。
でも、人はそう期待どおりには動いてくれないっすよ。
これは、子どもとの関係だけじゃなくて、
配偶者とか、仕事の同僚とか、そういうみなさんとの関係に対しても同じだわね。
もし期待しているなら、あっさりあきらめましょう。
それから、
「自分のことをおろそかにしない」
というのも大事なことと思う。
おとな自身が、自分のやりたいことややるべきことを見ないでいると、時間が空いてしまうのですよ。
で、空いた時間の暇つぶしに、子どもの人生を計画して、子どもにアレコレ言うわけ。
場合によっては、自分の寄る辺ない不安を子どもにぶつけたりもしがち。
そのなかで子どもは追い詰められます。
おとなの期待に応えねば、、と、けなげにがんばる。
自分の考えや気持ちをおろそかにして。
自分をおろそかにすることが、代々受け継がれていくわけ。
悲劇だよね。
だから、そういう悲劇を子どもには受け継がせないぞ!!!!と、おとなは明確に自覚して取り組む。
これは個人個人が意識すればできることですよね。
おとなは自分の好きなことを一生懸命やる。
自分の時間を、全部自分のことで埋める。
そういうおとなが増えたら、子どもたちも伸び伸びできるだろうな~~と思います。
もう誰も自分のことを隠さなくてよくなる。
そういう社会をつくるのは、ほかの誰でもない、わたしたち自身なのだと思う。
だからこそ、今日ここに書いてみました。
これは子どもたちがつくってくれた、いいもの?。
ではでは、みなさま健やかにお過ごしください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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やさしい温熱で、こころとからだをほぐしていくイトオテルミー。
すっきりと軽くなるデトックスマシーン・ゴッドクリーナー。
大量の汗とともに冷えを流すよもぎ蒸し。
どちらも、みなさまの健康の一助となることでしょう。
北九州市八幡東区・えん療術所でお待ちしております。
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